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GAINAXアニメ講義第1回 「上手・下手、イマジナリーライン」|講師:鶴巻和哉

投稿: @ 2010年08月20日 - 12:36:04
カテゴリ:アニメ,カルチャー,雑記

映像制作において「シーンを制作する設計図」ともいえる絵コンテ。
講義の第1回目は、この絵コンテを制作するにあたっての経験則に基づいたルール、用法について「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」監督・鶴巻和哉氏に語っていただきました。
※この講義は2008年にガイナックスにて、アニメスタッフに向けて行われたものです。

とりあえず、始める前に一つ。僕は正式な絵コンテの描き方というものを習ったこともないし、入門書で勉強したこともないんです。完全に、見よう見まねだけなんですね。なので、映画学校などで教えていることとは、ずれていることもあると思います。ひょっとしたら、完全に間違っていることもあるかもしれません。まあ、それくらいのものだと、理解した上で聞いてください。

絵コンテの描き方といっても、最小限のルールがあるくらいで、後は自由です。
同じ脚本から絵コンテを起こしても、今石君、大塚さん、庵野さんでは、全く違うものが出来るはずです。僕自身が描いたとしても、今日描いたものと、1週間後に描いたものでは違うコンテになってしまうでしょう。そんな感じで、正解があるわけではない。
ただし、「面白いコンテと面白くないコンテ」というものはあって、面白くない場合、監督が全部直すことだってありうるわけです。その場合、修正される前のコンテは、結果が出ないまま「ダメ」の烙印を押されてしまうわけで、それを描いた人にとって簡単に納得のいくことではないと思います。 こういったことは、脚本や原画と同じで、監督との相性に大きく左右されます。ある作品ではダメでも、別の作品では絶賛されることもある。そういうこともあって、絵コンテは初めての人に対して「じゃあやってみて」と簡単に任せることは難しいんです。30分もののテレビシリーズ1話分の絵コンテは完成まで4週くらいかかるでしょうか? そうすると、もしそれが使えなかったときは大変なリスクを抱えてしまう。

続きは元ページをご覧下さい。

引用元: GAINAX NET|GAINAXアニメ講義

「GAINAXアニメ講義第1回 「上手・下手、イマジナリーライン」|講師:鶴巻和哉」へのコメント

  • BlogPetのココロたん  2010/8/20 金曜日16:11:09

    さとらんが講義するの?

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