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叫ぶ,歌う,コスプレするなど何でも可。KONAMI,TGS 2010で開催する「ラブプラス」“愛情表現コンテスト”の出演者を募集中(ラブプラス+)
KONAMIは本日(9月9日),9月16日から19日(一般公開日は18,19日)まで幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2010にて,同社が発売中のニンテンドーDS用ソフト「ラブプラス+」に関連したステージイベントやグッズの販売を行うと発表した。
「LOVEPLUS SPECIAL STAGE」と題されたステージイベントでは,一般公開日の初日となる9月18日15:10から15:40の間,本作の制作プロデューサーである内田明理氏や,キャラクターデザインを務めたミノ☆タロー氏などが登壇する。
実はこのステージの後半で,ファン参加型イベント「愛情表現コンテスト」も開かれる予定で,現在公式サイトにて当日の出演者の募集が行われている。
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GAINAXアニメ講義第1回 「上手・下手、イマジナリーライン」|講師:鶴巻和哉
映像制作において「シーンを制作する設計図」ともいえる絵コンテ。
講義の第1回目は、この絵コンテを制作するにあたっての経験則に基づいたルール、用法について「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」監督・鶴巻和哉氏に語っていただきました。
※この講義は2008年にガイナックスにて、アニメスタッフに向けて行われたものです。
とりあえず、始める前に一つ。僕は正式な絵コンテの描き方というものを習ったこともないし、入門書で勉強したこともないんです。完全に、見よう見まねだけなんですね。なので、映画学校などで教えていることとは、ずれていることもあると思います。ひょっとしたら、完全に間違っていることもあるかもしれません。まあ、それくらいのものだと、理解した上で聞いてください。
絵コンテの描き方といっても、最小限のルールがあるくらいで、後は自由です。
同じ脚本から絵コンテを起こしても、今石君、大塚さん、庵野さんでは、全く違うものが出来るはずです。僕自身が描いたとしても、今日描いたものと、1週間後に描いたものでは違うコンテになってしまうでしょう。そんな感じで、正解があるわけではない。
ただし、「面白いコンテと面白くないコンテ」というものはあって、面白くない場合、監督が全部直すことだってありうるわけです。その場合、修正される前のコンテは、結果が出ないまま「ダメ」の烙印を押されてしまうわけで、それを描いた人にとって簡単に納得のいくことではないと思います。 こういったことは、脚本や原画と同じで、監督との相性に大きく左右されます。ある作品ではダメでも、別の作品では絶賛されることもある。そういうこともあって、絵コンテは初めての人に対して「じゃあやってみて」と簡単に任せることは難しいんです。30分もののテレビシリーズ1話分の絵コンテは完成まで4週くらいかかるでしょうか? そうすると、もしそれが使えなかったときは大変なリスクを抱えてしまう。
続きは元ページをご覧下さい。
土佐有明「恋愛は二次元で事足りる、という時代は到来するか!?」
是枝裕和監督の最新作『空気人形』は、ダッチワイフが人間の心を持ってしまったら……という設定のファンタジー映画だが、そこに精神を病んだ男女のエピソードが挿まれることで、フィルム全体に索漠とした虚無感が漂っているのが印象的だった。
例えば、柄本佑演じるアニメオタクの浪人生が、美少女フィギュアのスカートの中を必死に撮影し、パソコンのモニターに大写しにするシーン。「それキモい!」と反応する女性も多いだろうが、結構、似たようなことをやっている男性はいると思う。かくいう筆者は実践したことこそないが、そんな彼の気持ちは、決して分からないではない。
クライマックスに近い場面では、ペ・ドゥナ演じる、心を持ってしまったダッチワイフに対して、かつて彼女の所有者だった男性がこんなことを言う。「人形に戻ってくれ、現実の女性は面倒くさいから好きじゃないんだ」、と。で、これまた困ったことに、その所有者の心情がまったく分からないとは言えない筆者である。
面倒で厄介な現実の女性と無理して付き合うよりも、自分の理想を過不足なく体現してくれるキャラクターや人形を愛玩するほうがずっとマシ。「萌える」という感覚が分からない方はピンと来ないかもしれないが、この感覚、非オタク層の間でも徐々に共有されつつあるように思う。
2005年には既に、現実の恋愛に固執する不毛さを説き、二次元のキャラクターを愛でる「デジタル恋愛」を推奨した『電波男』(本田透著)なる本が話題となっているが、ここで展開された主張は、着実にスタンダードに近づいている。そう思わせる現象を、最近あちこちで見かけるようになったのだ。
最近の例で言えば、美少女との擬似恋愛をゲームを通じて体験する、『ラブプラス』というギャルゲーの爆発的人気。発売5日後に5万本を超える売り上げを記録し、ゲームにハマりすぎて現実の女性との付き合いがどうでもよくなってしまった、という男性が急増しているとか。
ちなみにその『ラブプラス』のキャラクターが表紙に登場した雑誌『TV Bros』(2009年10月3日号)では、「二次元で自慰できるか?」という趣旨のアンケート結果が示されており、「できる」と答えたのは、30代が45%、20代が75%、10代が85%と、若い層ほど高くなっている。アンケート結果がすべて現実の反映とは言えないが、先述の
「デジタル恋愛」を違和感なく享受できる世代が育ちつつあることは確かだろう。
二次元のほうが三次元よりも充足感を与えてくれ、時にはリアルに感じられる。そんな反転現象は例えば、ここ数年、カルチャー誌や映画誌で、生身の女優やグラビアアイドルに代わって、アニメやゲームのキャラクターが表紙を飾るようになったことにも象徴される。
タイムリーなところで言えば、先述の『TV Bros』の他、アニメ映画『サマーウォーズ』のヒロインが『映画芸術』の表紙になり、映画監督・青山真治らの非難を浴びたことも記憶に新しい。また、アニメやゲームをパロディのネタにしたAV(アダルトビデオ)も次々に作られ、TMA(トータル・メディア・エージェンシー)のように、その種のAVを専売特許にする会社も出てきた。
『涼宮ハヒルの憂鬱』(涼宮ハルヒの憂鬱)、『ロゼーン・メイデン』(ローゼンメイデン)、『きら☆すた』(らき☆すた)等々、タイトルからしてあからさまにネタを意識させる(カッコ内が元ネタの作品名)この類の作品はかなりコンスタントに量産されており、 需要と供給が一致していることを実感させる。ここで、先ほどの、「二次元で自慰できるか?」のデータを思い出して頂けると、納得がいくのではないか。
特に、大ヒットしたアニメ『けいおん!』のオマージュAV『軽音部!』は、キャラクターの容姿から台詞までを、笑ってしまうほど忠実に再現。冒頭部分はニコニコ動画にアップされ、膨大なアクセス数を記録した。更に言うなら、AVに限らず、『キューティーハニー』から『ドラゴンボール』に至るまで、アニメを半ば無理矢理実写化するという試みも、映画界において顕著だ。
2010年公開予定の実写版『時をかける少女』は、大林宣彦監督・原田知世主演のそれではなく、アニメ版『時かけ』のヒットを受けて制作されたものであり、内容も、アニメ版を踏まえたものになると予測される。
ところで、『週刊少年サンデー』で連載中の人気漫画『神のみぞ知るセカイ』は、ゲームにしか興味がない二次元オタクが、地獄から飛来した少女の依頼を受け、「落とし神」として現実の女性を次々に口説き落とすという話だ。ここで主人公の高校生・桂馬は、難易度の高い数々のギャルゲーを攻略する中で会得した人心掌握術を応用し、アイドルから女教師まで、「無理め」な女性の心を確実に射止めてゆく。
この漫画が面白いのは、どれだけ現実の女性が自分に振り向いてくれても、主人公の桂馬が彼女たちに一切恋愛感情を抱かないところである。せっかく生身の女性にモテまくっても、彼の関心はいつまでもゲームの中。そんな桂馬の姿は、「デジタル恋愛」の優位性を説く『電波男』の著者、ひいては『ラブプラス』やアニメのパロディAVにハマる男性諸氏ともダブって見える。桂馬はもちろん架空のキャラクターだが、そのメンタリティは現実を透写した結果とも言えるのではないだろうか?
ここまで読まれた方はもうお分かりかと思うが、「デジタル恋愛」に没頭する男性に対して、「現実の女性に相手にされないから仮想現実に逃避してるんでしょ?」という、ありがちな意見はまったく意味を成さなくなっている。彼らは、三次元に相手にされないから二次元に逃避しているのではなく、二次元の女性のほうが魅力的だと思っているのだろう。言うなれば、三次元の女性が自分の理想通りに振舞ってくれたら乗り出してあげてもいいよ、くらいの感覚の人が増えているはず。
しかしこの状況、少子化を懸念する日本政府にとっては、かなり深刻な不安材料じゃないかと思うのだが。「子供手当て」の支給もいいけれど、まずは「デジタル恋愛」で充足してしまっている男性たちに、現実の女性に興味を持ってもらうことから始めて貰わないと……と、現政府には進言したいところだ。
引用元: 土佐有明「恋愛は二次元で事足りる、という時代は到来するか!?」 – ビジスタニュース – BLOGOS(ブロゴス) – livedoor ニュース
というか、余計なお世話です。
「黒執事」の作者が怒りの警告、モラル低下に「背筋がぞっとします」。
7月からアニメ第2期がスタートし、マンガとは異なる展開で好評を博している「黒執事」。その原作者であるマンガ家・枢やなが、自身の公式ブログで一部のファンに苦言を呈している。マンガやアニメを正規のルート以外で入手・閲覧し、そのことを枢やな自身に伝えるファンが増えているのだという。「万引きや無銭飲食と一緒です」「モラルの低下に背筋がぞっとします」――と厳しい口調で訴えており、危機感の強さをうかがわせる内容だ。
8月15日に更新されたエントリー「違法動画について」で枢やなは、「あまり説教くさいことは言いたくはない」と前置きしながらも、「最近あまりに多いので」と、エントリーを公開した経緯を説明。その上で、ファンから寄せられた手紙やメールの中に「友達からROMで借りて読みましたwww」「1期全部海外動画サイトで見ましたwすごく面白かったです!」といった内容が記されており、それと類似したものが「最近かなり頻繁に」届くことを明かしている。「前々から結構あった」そうだが、作者としてメッセージを発せずにはいられないレベルに達したようだ。
作者にわざわざそうした内容を書いて送るのは、悪いことをしているとの認識がないからなのは明白だろう。そのため枢やなは「紛れもなく犯罪です」「『www』じゃありません」とピシャリ。「『黒執事がすごく好きです! でも、中の人達は無収入にして飢え死にさせたいです★』ってメールを送ってきてるのと一緒です」と強い言葉も飛び出している。
また、マンガやアニメが作られ、報酬として還元されるまでの課程を丁寧に説明。その上で、そうした行為が枢やなをはじめ、制作に携わる者全員にどのような損失をもたらすかを、自分自身の感情を込めながらつづっている。
「ワタシたちクリエーターや声優さんたちはご飯が食べられず、冗談じゃなく飢えて死にます」「その行為を続けられると、アニメも漫画も本気で二度と作れません」と、訴える内容は切実だ。
「黒執事」は「月刊Gファンタジー」(スクウェア・エニックス)に連載中の人気マンガ。テレビアニメ第1期は2008年10月から2009年3月まで、第2期は今年7月から放送されている。
コミックマーケット:50万人来場のマンガの祭典が13日開幕 傾向と対策は…
日本最大のマンガの祭典「コミックマーケット78」が13~15日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれる。09年夏に記録した56万人の過去来場者数(3日間)を超えるか注目が集まりそうだ。
コミックマーケットは、75年から始まったマンガや小説、音楽、ゲームソフトなどの同人誌即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されている。78回目の今回は、3日間で約3万5000サークルが出展する予定。
1日目は、「ガンダム」などのアニメ、ゲーム(恋愛、格闘系、RPG)、オンラインゲーム、音楽、映画、芸能系などのサークルが参加する。2日目は、「ワンピース」や「鋼の錬金術師」などのマンガ、弾幕シューティングゲームから生まれた作品群「東方Project」がメーンとなる。3日目は、最もにぎわうオリジナル・創作系がそろい、有名なプロ作家も多数参加する。館内の地区ごとにジャンル分けがされているが、アニメの「ヘタリア」や、「フェイト」などで知られるゲーム制作集団「タイプムーン」の同人誌群は、それ自体を“ジャンル”として扱う。
また、西館の企業ブースでは、アニメやゲーム、マンガの関連メーカー、出版社など144のブースが出展し、コミケ限定グッズを販売する。また、タレントでマンガ家の浜田ブリトニーさんが登場してマンガを手売りするなどさまざまなイベントも予定され、恒例の声優のイベントと合わせて盛り上がりそう。また、コスプレーヤーが自慢のコスチュームを披露する「コスプレ広場」は、旬のキャクターが登場する。オリコン週間シングルランキングで主題歌が上位に入ったアニメ「けいおん!!」や、根強い人気を持つ「初音ミク」が人気を集めそうだ。
コミケは、1日当たり最大20万人が来場する日本でも有数のイベントで、午前中は人気の同人誌や作品、企業ブースの限定販売グッズを目指して、多くのファンが殺到する。早朝から長蛇の列が続き、入場にはかなりの時間がかかるため、初心者は混雑が緩和する午後からの来場がおすすめだ。
混雑のため、会場の列の流れをスムーズにするため「一方通行」になっている場所も多く、多くのスタッフが配置されており、誘導もしてくれるが、「会場内で走らない」「人の邪魔にならないよう荷物を持つ」などの注意事項をしっかり守り、参加サークルを紹介しているカタログ(2400円)を事前に読んで、あらかじめ予習しておくといいだろう。
猛暑が厳しい中、コミケでは待ち時間が長いため、飲料水や帽子、タオルなどの暑さ対策は必須。特に今年は、日ざしが強く全国の行楽地で熱射病などで倒れる人も多く、体調がすぐれない場合は、参加を見送ることも必要だろう。また、2日目の14日は、ビッグサイト近くで東京湾大華火祭が開催され、夕方以降は大混雑が予想されるのでご注意を。(毎日新聞デジタル)
引用元: コミックマーケット:50万人来場のマンガの祭典が13日開幕 傾向と対策は… – MANTANWEB(まんたんウェブ)
セカンドライフの萌えアバター製作ツール「クリエモン」新バージョン公開
Web上でセカンドライフのアバターの表情を共有できる新感覚”萌え系”アバター「クリエモン」の新バージョンがリリースされた。
「クリエモン」とは、表情をWeb上で共有できる新しいタイプのアバターで、Webに日々アップロードされる、目、鼻、口、装飾パーツを組み合わせて表情を作り、それをセカンドライフからロードしてアバターの顔に貼り付けることができるというもの。アニメチックな造形の萌え系アバターであることとセカンドライフの中でも高度なWeb連携を実現しているところがクリエモンの大きな特長だ。今回追加された主な機能は以下のとおり。
・ブックマーク機能
・タグクラウド
・コンビネーションページ
・フェイスレスポンス機能
cosMo@暴走Pが快挙!「初音ミクの消失」、オリコン総合6位にランクイン
先週発売のアルバム「初音ミクの消失」が、8月16日付オリコン週間アルバムランキングで総合6位になることが明らかになった。
※「初音ミクの消失」については以下の記事を参照。
→cosMo@暴走P メジャー1st作品「初音ミクの消失」発売! 最高速の別れの歌.
発売初週の売り上げは約1.9万枚。先日、初音ミク関連アルバム初のオリコン1位を獲得した「EXIT TUNES PRESENTS Vocalogenesis(ボカロジェネシス) feat.初音ミク」(2010年5月/初週2.3万枚)の初動枚数には届かなかったが、それでも好調なセールスとなった。
また、豊富な特典(初音ミクオリジナル携帯ストラップ、「初音ミクの消失」クレジットカード型フェイクカード、クリアファイル、B2ポスター)やリーズナブルな価格(14曲入りで2,000円)も消費者の購入を促したといえる。
引用元:アキバ総研-cosMo@暴走Pが快挙! 「初音ミクの消失」、オリコン総合6位にランクイン-[秋葉原総合情報サイト]
本当は残酷で怖い、『借りぐらしのアリエッティ』。
夏休み向け日本映画の大本命、スタジオ・ジブリ最新作の『借りぐらしのアリエッティ』。普段ジブリ作品などあんまり見ない記者だが、なんせ夏休み。知り合いの子供の面倒を押し付けられ、現代版「女一寸法師」、小人のアリエッティの雄姿をシネコンの巨大スクリーンで見るはめに。そしてそこには、40歳独身女の胸にグサグサと突き刺さる、残酷で驚愕な設定が随所にちりばめられているのであった。
メアリー・ノートンのファンタジー小説『床下の小人たち』が下敷きとなっているこの作品のあらすじは、郊外にある古い屋敷の床下で、両親と密かに暮らている14歳の小人の少女・アリエッティ(声:志田未来)。彼女はある日、その屋敷に引越してきた病弱な少年・翔(声:神木隆之介)に自分の姿を見られてしまい、人間の手の届かない場所へ移動を余儀なくされる。しかし、翔のやさしさに触れ…。というもの。アリエッティたちの安住や、翔の命の糸の先はわからないまま終わる、予定調和のジブリにしては少々辛い結末だ。
凝りに凝ったディティールをこれでもか!と見せつけた上、大竹しのぶ、藤原竜也などという、とんでもない豪華な声あてのキャスト陣。その金のかけように、無名の俳優が出演し、予算300万円なんていうインディーズ映画(サイタマのラッパー2とか)のPRをしている自分がむなしくなった。そりゃ見る値段おんなじなら、みんなコッチ見るよね。これが残酷−(1)
勇敢で美しい少女・アリエッティは、頼もしい父、シチューが上手で優しい母がいて、「怖がらなくてもいいよ」と囁く、優しい少年と恋をする。そしてそれがきっかけで、将来を予感する新たな人物にまで出会う。記者だって昔はアリエッティみたいに希望に満ちた少女だったけど、大学を出て就職をしたら誰も囁いてくれないし、父は家でペットよりも地位が低く、母のシチューにはちくわが入ってる。あと10年で50歳なのに運命的な出会いもまだ無い。あしたもまた仕事、映画と自分のリアルが違い過ぎて空しいの一言だ。残酷−(2)
病弱な翔をやさしく迎える大おば様の貞子さん(声:竹下景子)がまたステキだ。この作品でただ一人の悪役である、お手伝いのハルさん(声:樹木希林)を従え、とにかくお品がいい。きっと、記者と一緒にこの映画を見ている子供たちも、夏休みはこんなおばあちゃんがいる田舎に行きたかろう。離婚した父、カツマ化した母の両親という設定は翔と一緒なのに、優しいおばあちゃんや小人のいる田舎の家に行くのではなく、訳のわからない「知らないおばさん」(彼らは記者をそう呼ぶ)と映画を見た後、ファミレスでご飯を食べ、そのあと塾に送られるというブルーな一日を過ごす彼ら。不憫だ。残酷−(3)
せっかくいい気分だったエンディングに「おわり」と大きく黒ぬきで写されるラストの演出。一緒にいて楽しい時を過ごすも、相手から「もう帰れ。」と言われた時のよう。見ている時は楽しいのだが、見た後の喪失感がハンパないジブリ作品。映画に出てくる設定があまりに夢過ぎて、世知辛い現代ニッポンとのギャップが埋められない。子どもたちは毎年夏が来るたびに、「夢の世界は永遠では無い事」を思い知らされる。残酷−(4)
以上、かわいく、楽しい、ジブリ作品なれど、本当は残酷で怖い、『借りぐらしのアリエッティ』なのでした。(伝承的な怖さを期待して最後まで読んだ方、タイトルが釣りでごめんなさい)<コダイユキエ>
角川書店、商業作品を描く場合は同人をやるな
昨日のうろたん氏の告知から、プロ同人に著作権侵害訴訟をちらつかせて安価で商業誌を描かせるビジネスモデルが流行るとするネタが話題となっていた。
流石に上記ネタのように酷くは無いが、実際の所をヤスイリオスケさんが「角川と言えば、以前ハルヒのムックかなんかに描きませんかと誘われたけど、そのかわり今後一切ハルヒの同人やるなという条件付きだったので断ったなぁ」と述べている。
ヤスイリオスケは成年向け漫画『エロマンガみたいな恋しよう』『BUST TO BUST』『ショッキングピンク!』などを描いているプロの漫画家さん。
また、娘TYPEで『ストライクウィッチーズ キミとつながる空』を連載している京極しんさんも夏コミは不参加。冬コミは出来る限りサークル参加するよう動いてみるが、ストライクウィッチーズで参加出来るかどうかは微妙。501メンバーは連載終了後も描くのは駄目になると思うので502メンバーやアフリカ戦線ネタで……それもアウトと言われたら、どうしようといった旨のコメントをブログに書いている。
どうやら、角川書店は同社版権作品の同人作品をチェックし、戦力になると判断した作家に商業誌で描きませんか? と同人誌を描くなをセットにして同人界隈からスカウトしているようだ。
ただ、上記の人達は成年向け漫画やイラストレーターとして活躍するプロなので、同人界隈からスカウトは正確ではない。ちなみに漫画『とある科学の超電磁砲』の冬川基さんは『よつばと!』の同人誌が電撃大王編集者の目に止まって、デビューという経歴を持っている。電撃大王のアスキー・メディアワークスは角川グループ傘下。